【報告】つごもり猫@擬古典落語の夕べ③
「…んで? どうにゃった? にゃ??」

東北新幹線の窓周辺には、どうしたわけか「猫の気配」が漂ってて…
そう、今回は
落語『つごもり猫』のご報告です。

当ブログでも、連日宣伝しておりました
「擬古典落語の夕べ③女の江戸噺」。
2022年12月2日(金) 大盛況で開催されましたあ。
この会にむけて、不肖 荻野さちこ(≒玉坂めぐる)が擬古典の台本を二本、書かせていただいたのですが
その一本目が『講談・姫君羊羹』。 (これは昨日の記事で報告しました ➡ ☆これ☆ をクリック)
そして二本目。
落語『つごもり猫』 🐈
林家つる子さん にこの日のトリネタとして演じていただきました。
つる子さんと言えば、『芝浜』『子別れ』など、人気の古典落語の演目を
「女性ならではの目線から再構成する」という大胆な試みで、話題の落語家さん。
NHKと民放のテレビ局でその挑戦に密着する番組が作られるほどの人です。
その大注目のさなかに、この光栄なマッチングをいただいたもんだから…
ほら、私は超小心者だもんで…。ビビるビビる…(^0^:)
うわあ☆オーラがまぶしいよう☆☆そんでもってかわいいよう☆
ドキドキでお話したら「がっつりラブストーリー」って、ご注文。
うへえ☆そんなの書いたことないよう☆☆で、で、できるのか?
しかし高座のつる子さんを繰り返し見上げているうちに、
まぶしいオーラを浴びてるうちに、あれ?
猫がきたんですよ…猫の気配が…にゃあああって脳内に。🐈
そしたらとたんに話がころころ転がって、いい筋立てができましたぁ。
…と、いうところで、第一稿をお届け。
でも、トリネタとしたら、これはいかにも短いだろうと…。
しかし意外にも、つる子さんはこの段階で…
「これで行けます。演るのがとても楽しみです」。
人気者は傍から見てても超過密スケージュルの日々…いいのですか。
そして、12月2日、本番を迎えました。








うーん!!この方法で正解でした。
つる子さんは、筋立ての要所要所に肉付け色付け、
間をとった芝居で、かなりウェットな演出に出ました。
時間も充分。冬の寒気が吹き込んで、情緒もたっぷり。
映像が浮かぶような、素敵な人情噺ができあがってました。
終演後、共演の春風亭一花さんが
「お姉さん、『つる子噺』になってましたねえ」って。
ほんと 同感です!
あてがきでこしらえる新作落語、いろんな作り方がありそうです。
作者と演者の二人三脚もあり。バトンのリレーもありです。
完成は当日で 作品は当日の高座の上のそれ。
台本は土台です。演者さんのやりやすい形で作り上げて
とにかく噺を「自分のもの」にしていただくのが一番と再認識しました。
また、いい経験を積ませてもらいました。ありがとうございます。

それでね。あとでぽつりとつる子さん
「完全に初演でした」って。
えーっ、試演してなかったんですか?
うわあ、完成度の高さ…びっくりしました。すごい人です。
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「擬古典落語の夕べ③」の反響を見るサイトのご紹介
↓
https://min.togetter.com/XWOZNzM
企画のみさち堂さんが、ツイッターなどをまとめてくださっています。
お時間があったらクリックしてみてください。ご好評の声、多数

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つる子さんのラップの動画♪
m-floの「ランナウェイ」のカバー。
うまい!可愛い!クール!才能の人!
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続きの記事にもひとつおまけがあります。↓


みみよりのニュース。
擬古典落語の夕べ③の収録動画を (年末年始に?)
期間限定でネット配信の予定! だそうです。
絶対楽しいです。保証します。(^^)
※詳細が決まりましたら、告知いたします。
ご利用ご検討ください。よろしくお願いいたします。

(追記:決まりました! 詳細はこちら→☆この記事☆)
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さて、
拙ブログ、『こんな顔』は、ふだんは
「顔にみえるもの」の写真集なんですが、
ごくごくたまに 玉坂めぐる≒荻野さちこの書く
落語台本の周辺の話題にもなります。
ご承知おきください。
玉坂めぐる≒荻野さちこが書く
落語などの台本のあれやこれやにつきましては
↓

9本の落語台本が世に出ました。9人のプロの演者さんにやっていただいています。
ほんとうに有り難いことです。どうぞよろしくお願いいたします。

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